ノート

酷い雨降りの日。アマツナミと出会ったのは、仕事の取引先と飲み交わした後だった。
　脂っこいものをたらふく食べ、興味もない相手の長話に延々と付き合わされて、俺の繊細な身体は限界をとうに超えていた。
　アマツナミが傘を・・・そういえばつい最近も人から傘をさしてもらったな・・・差し出してくれなかったら、今も胃痛以外に風邪などもひいていたのだろう。
　おそらく一般人とは違うアマツナミの身体能力を拝む日は、俺には無いのだろう。
　俺はこの一般からはみ出すつもりが無いからだ。
　毎日同じ時間に起床し、自分で決めた仕事をこなして・・・それが俺の日常で幸せだ。
　いつか手放さなければならない時が来るまでは、このままで。

表日記がたまっておりますが、見過ごせない事態でありますので、上記の事について書こうと思いますはい。
と言いますのも、ワタクシのサイトにアクセスしているかたのなかに、感想文 白い牙 という検索ワードからいらっしゃってる不良がいるからです。コラ不良が。夏休みの宿題のためにそんな検索をかけやがったな。たどり着いたはいいものの、ちっとも役に立たない記述にがっかりしただろう。バカヤロー！勝手に来て勝手に読んでがっかりするなんて、こっちががっかりだー！

なので、白い牙を読書感想文にする際の俺の思う簡単なヒントを書いておきますので、参考にしてみてください。

・作品は強い社会風刺に彩られている。社会風刺とはなにか、わからない僕たち私たちはお父さんにきく。お母さんよりお父さんに聞いた方がいいと思うぞ！

・上記の事を踏まえて、作中に登場する人物…特にビューティー・スミスと、後半に出てくる犯罪者と、主人公ホワイトファングの似ているところ、また、違っているところに注目してみよう。

・ホワイトファングの三人の飼い主たちの飼い方の特徴と、ホワイトファングの態度の違い。

・なぜホワイトファングは満ち足りた最後を迎えられたのか。

この作品はけして狼の生体をメインにした話ではない。作者が結局書きたかったことは、なんなのかという辺りに注意を払って読めば、先生も納得の感想文が仕上がると思います。

ただし、自分はこの話は子供がというより、大人が…特に教育に携わる人間が読むべきもので、子供が読んでどういう感想になるんかなあ？と、思います。狼王ロボ読んだ方がいいよ。おもろいよ。シートン。

気分は朗らかであります。

なんか知らんけど発表をしなくてはならなくて、その原稿を書いては捨て、時には引き裂き、嘗めるつもりが引っ掻いてまた愛求めたりしていたら締め切りに間に合わなくて、課長にほぼ白目に近い勢いの白い目で見られてしまい、僕のアフターシックスはずぅっと憂鬱でございました。憂鬱すぎて旅の準備ばっかしてました。特にいく予定もないのに。飯盒探したりして。始めちょろちょろ中ぱっぱ。赤子泣いても蓋とるな…とは有名な炊飯のコツを表した言葉ですが、本当は※アダムタッチの極意なんじゃないかしら。きっとそ～よ～。やだ～。

しかし今、そう今。僕はその原稿を書き終えております。フリーです。スーパーフリー。何が起きても気分はへのへのカッパですわ。ほんと。朗らかで幸せ。この幸せを恵まれない子供たちに分けてあげたいぐらいですが、その前に恵まれない子供たちにはもっといい仕事に就いて頂きたいと切に願うところであります。

※アダムタッチとは

男性が女性に施す特殊なマッサージのこと。創始者はアダム徳永氏。試してみたいが相手はいないので、個人的に体験談が聞いてみたい今日この頃。

人事異動がありまして。
わが社の人事課はなにかとあちゃこちゃ人を回したがる癖がございます。
で、今年はその移動が俺にもあるんじゃないかと漠然とドキドキしておりました。もし人事移動と相成りましたあかつきには、辞表を人事部長の机にビターン叩きつけてやりまして、颯爽と会社を去ってやろうと意気込んでおりましたが、全然大丈夫でした。なんだ、つまんないのっ。

代わりに十年同じ部署に勤め続けていた先輩が移動となり、先輩嗚咽混じりの大号泣。「残業代、残業代…」と、呟きながら震えておりました。新しい部署は定時帰宅が徹底されている奇特な部。当然手取りが変わってきます。嫁さんに給料が下がってしまう事実をどう打ち明ければよいのかわからず、先輩はただただ男泣きに暮れるしかなかったのであります。
先輩の嫁さんは俺も良く存じ上げております。天使でした。かわいいし良く働くし、おまけに誰にでも優しい本物の天使。彼女のことを悪く言う人は誰もいないし、むしろいい人過ぎて扱いに困るというくらい。それが今では部内でもっとも愛想が悪く、横柄な態度で新人を怖がらせ続けていた先輩をびびらせている。
結婚て怖い。心から思った。（yes！貴族！）

実はわたくし、たらば蟹を食べて嘔吐下痢の症状に見回れたことがあり、その日以来蟹を避けた生活を送っておりました。

しかしここ最近になって、蟹をいただく機会があり、花のようなかんばせを赤らめながら、あたし蟹ダメ…ダメなの…と、拒否しながらも食べました。権力者相手なので拒否できなくて泣く泣く食べたんですけど、これがもーべらぼうに旨くて、ばくばく食べましたし、なんにも起きなかったのであります。

なーんだ、俺、蟹、いけんじゃん！

そんなわけで、職場のみんなと共に、蟹を食べにいったのであります。嬉しすぎて、エアー蟹食べて見たりしました。上手に頬張るための予行練習です。ずるっと抜き出した身を下からあーん。下からあーんじゃタココラ。

ほんで、いざ食べてみたらタイトル通りの症状に。
でも、あんまりゲロもゲリも、出なかったのです。ゲロなんかもっとこう、シンガポールのマーライオンバリのゲロゲロを予想してたのに、一度だけウォータースライダーみたいな勢いのを、ポリ袋にぶちまけた後は、口に上ってきながらも吐ききるまでに至らずボクごっくん。不味い。あんなに美味しかった蟹なのに。

いまなんかピンシャンしてますし、いったいなんだったのでしょうか。本当に蟹が原因なのかも、えっとねー、わかんないっ。ウフフ。美味しかったからまた食べよーっと。（OK！）