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2024 .04.29
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怖い話と江戸物が好きな自分なので、宮部みゆきの三島屋変調百物語にハマらないわけがないのであった。おもしろいよおおおおん。続き読みたいよおおん。おおんおおん。

さても春めき、ゴミを出すのもウッキウキの折、アパートのゴミ捨て場のネットにこんなことが書いてあった。
「常識のないシャッターの開け閉めをするクソ女」

 わしのことかえ!!?

ブルブル震えるほどの衝撃を覚えたが、よく見ると自分のいる棟とは違うところのクソ女の事らしい。ここで一句。

  くそ女 ほっと胸を 撫でおろし

そういえば、夕方ごろになると、雷でも落ちたんかなと思う勢いで、シャーンとシャッター下ろす奴がいたなあ。いやあ、春ですわ~。

ヤンソン君の近況

・ペインターの試用期間が終了したので、オープンキャンバスを下ろして遊ぶ。なお軽くて気に入っている模様。
・いつも遊びに行く公園で、はじめてママさん同士おしゃべりをし、これはいい雰囲気だぞと思った矢先に義母から電話が入り、交流断絶。生暖かい目で見送ってもらう。
・娘がちっともねてくれず、夜11時を回っても遊び辞めないので、「これは悪魔がとりついたかな?」と思い、※服を脱いで「びっくりするほどユートピア!」をやってみる。ファブリーズはなかったので、リセッシュで代用。
・部分的な嘘をつく(↑※)
・体重がかつてない感じになる。やばい方の感じに。
・北海道物産展の揚げ物屋で、約3000円分もの出費をする。
・揚げ物3000円の悔しさを日記につづる←NEW!

ではまた気が向いたときに!!
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三月の終わりに実家に帰った。
別に、喧嘩したわけではなく、普通に旅行である。
娘がいるので不安だったが、駅弁も食べたし、2キロぐらい太って帰ってきたところ見ると、そこそこ満喫したようだ。体は。心はよくわからない。

娘が寝付くようになったのはこの旅行のおかげだった。
いい事ばかりの旅行だったが、がっかりしている自分もいた。
せっかく遠出したのに、変な人や自発的テロ(ドジ)が、1つもないなんて、日記に書くことないやんけ。

そんなわけで、つつがなく旅行してきました。

という、報告になりました。残念です。念入りに支度しすぎました。くそっっっっ!!!

苦情係り!
・ファミリータイプの住居じゃないなら、挨拶せんでいいんじゃない?むしろ、ちょっと怖いしな。ここに住むまでは挨拶してなかったけど、ここの辺は挨拶するのが割と常識みたいで、出て行くときにすら挨拶いただいて、俺もびっくりした。県民性かしらん。そして寝てくれ。歯ぎしりテロリスト、ヤンソンより>キー
下の記事と同じで、書いてたけど、まとまらなくなって放り出したやつやで!なんでやめてもうたんや!俺が続きがきになるわ!
ほの暗い穴の底から 5

 王にせかされ、妻の話をすることになった。
 

 妻と初めて出会ったのは、夏のそりゃもう暑い日で、釣り堀の掃除をしている時の事だった。

 妻は白い服を着ていた。陽炎の立つ道を複数の人と並んで歩いてくる。不思議と彼女だけ目立って見えた。天使のようだ、と思った。その時は距離からして、顔なんか見えていなかったのだが、頭にひらめいたのは天使だった。



 俺がぼーっとしているのを、親父が店の中から見ていてすっ飛んできた。

「いつまで掃除してるんだ、ご予約の貴族様がご到着なされたぞ!」

 親父に耳をつねられながら室内にひきずりこまれた。



 カントカと言う名の貴族がご到着されるや、親父は俺の持ち手を耳から頭に変えて、深々頭を下げさせた。親父は素っ頓狂な声で「ようこそいらっしゃいまへえぇ!」と噛んだ。俺たち親子は大事な所で噛む癖が共通している。そして話がうまくない所も。挨拶をしてくる貴族様に、会話のレパートリーが尽きてしまった親父はただただ平伏している。へえ、だの、へへえ、だの、返事のバリエーションも少ない。つまらなくなったかして貴族様は早々に俺たちに頭を上げる許可を出した。

 

 そうして妻と目が合った。

 妻はその貴族様の娘だった。外出したさに釣りについてきたらしい。

 親父が全力で頭をぶんなぐってくるまで、俺は物も言わずに口を開いたまま突っ立っていた。黒目がちな妻の目が、俺たちのやり取りを見てやわらかくなった。笑っている。俺を見て笑っている。そう思うとそれだけで、体の全部に火がついたみたいに熱くなって、急に息苦しくなってきた。あれ、どうやって息を吸ってたかな。そんなことすらわからなくなって目の周りがチカチカしてくる。

 俺一人ひそかにめっちゃくちゃな思いをしている間に、貴族様らは釣り堀へ行って、釣りをたしなみだしていた。親父は俺を蹴っ飛ばし、「帰れ!」と言ったが、断固として帰らなかった。普段なら嬉々として従う所だが、帰るわけにはいかなかった。

 餌を追加しに表へ出た時、また妻と目が合った。光の中で、今度ははっきりと笑っている妻。

 あの時の妻の美しさは筆舌尽くしがたい。今でも夢に見るほどに。特に印象に残ったのは形のいい額の真中に、つんと乗っていた黒子だ。あんな位置に黒子があるなんて、なんて神々しいんだ、と俺は思った。まるで、そう、あれは……



 俺はその日の日記に「天使な大仏と出会った」と、書いた。ポエムのつもりで。





「そんで、その天使な大仏は」と、王様はここで笑いをこらえながら言った。

「紆余曲折を経て、お前を愛し、身分を捨てたというわけか」 

 王様の言うとおりだったので、俺は黙ってうなずいた。念のため言っておくが、王様に語ってる時はもっとかしこまった口調で言ったんだぞ。こんな砕けた口調じゃなしに。

「身分違いの恋ねえ。お前、顔の割になかなかドラマチックだな」

「すみません」

「まー俺も庶民出だから、お前の嫁の苦労は想像がつく」

 

 妻の苦労については、俺はきっと本当には理解できていないと思う。あまり無駄口を叩く女ではなかったし、いつも静かにひっそりしていた。結婚できた事に有頂天だった当時の俺には、人の心を慮るなんて上等過ぎて出来なかったのだ。

きっとそのせいで、俺たちは仮面をかぶるようになってしまった。

王様が鼻くそをほじり出した。何か考えているらしい。こうなると誰が何を話しかけても戻ってこられないし、もし邪魔をしようものなら即死刑の可能性もあるので、俺は道具を片付け、王様のお世話をするようになってから身につけた、「風に揺れるカーテンくらいの存在感」でもって部屋を出た。
寝不足がたたって、本当に日記が書けないのだが、更新してないとこのまま消えてしまうような気がして怖かったので、書いてたけどアップしていなかった、行き当たりばったり小説の続きを置いておこう。ちなみにタイトルは仄暗い水の底からがその時頭にあったので、スガシカオの歌のことを考えながらつけました。パクリです。(真顔)

ほの暗い穴の底から4







 新緑が芽吹く頃に夫は逝く。



 よく晴れた朝。時刻にして八時。名も知らぬ鳥が鳴いていた。



 私も夫も、まるで思春期の頃のようにうまく話ができずに、黙りがちな一時を過ごすことになった。大鐘が鳴り渡り、さあもう出ねばと言う頃に、発とうとする夫を引き留め昨晩買っておいたコンビニのおにぎりを渡した。きっとお腹が空くだろうから、と私が言うと、夫は何か感じ入っているようだったが、私の方はというとそれどころではない。実は下腹地方に大雨洪水警報が出ている。

 少し動くと汗ばむような陽気の日に、死にへ向かう夫を見送りながら、かつ強烈な便意とも戦う私。泣くまいと思っていたが、必死なのと情けないのとでこらえきれずに涙が出た。



 自慢じゃないが私はまだ一度も夫に屁を聞かせたことが無い。恥ずかしくてできないのだった。たぶん夫は、妻と言う生き物は皆屁をしないものと思っている。しかし実際の私はしているし、それは私だけに限ったことではないだろう。世の奥様方はきっと夫の前でもかまわずこかれているはずだ。私だって付き合っているのではなし、夫婦なのだから屁ぐらいと思うものの、実は結婚して数年経った今も、私は夫へ乙女の様な恋心を寄せおり、そんな乙女には想い人のいるところで放屁だなんて、宇宙が崩壊してもできるわけがなく、そんなわけで私の結婚生活は、耐えに耐えて耐えて耐える日々となったのだった。結婚生活とは忍耐の連続であると話す人が居たように思うが、大いに同意である。

 それなのに、耐えきって今まで生きてきたのに、ここへきて漏らしてしまうなんて事態は、絶対に絶対に避けたい。屁を通り越して脱糞してしまうだなんて他にたとえようのない悲劇。



 …本当は夫の背が見えなくなるまで見送る心算だったのだけれど、上記した通りそんな悠長な時間が私にあるはずもなく、夫が背を向けると同時に私も彼に背を向けて、一目散にトイレへ駆け込んだ。トイレの扉を閉める間も惜しく、がむしゃらに事を成したおかげで27歳にして粗相するという不名誉からは逃れられたが、あわてて外へ出てみても、もう夫の姿はどこにもないのだった。



 出すものを出しながら夫の事を考えた。おにぎりを渡した時の嬉しそうな顔や、目じりに浮かんでいた涙のことを。コンビニおにぎりであんな嬉しそうな顔をするんだから、ちゃんと作ってやりたかった。だけど時間が無かったの。本当にごめんね。だけど私が、絶対にあなたを助けてあげる。



 さてと。私は家事を済ませると早速家を飛び出た。しばらく戻れなくなるだろうから、洗濯物は室内に干した。戻った時の匂いの事を考えるとうんざりしてしまうが、夫の命か洗濯物かと聞かれれば誰だって迷わず夫の命を優先するはずだ。





 王様はお若くして亡くなられた。19歳だったと聞く。



 世間では病死となっているが、んなはずはなかった。大体王様は14歳になるまでその辺で野良暮らしをしていたいわゆるストリートチルドレンだ。食べられるものは何でも食べ、泥水を啜り、踏みつけられればその足にかみつくような野獣。病気の方が嫌がって逃げるだろう。

 実際、私たちが毒を盛った時にも、王様は異常なほどの生命力を発揮された。普通の人なら半日もあれば死に至るところを、なんとまるまる一日苦しみ抜いたのだ。一日の間は腹を引っ掻き回されるような苦しみに見舞われていたはずだが、気丈にも私たちと会話までしてみせた。このままでは王様は死なないのではないかと思ったほどだ。


どうやらここで、行き当たりばったり力が切れたようである。勢いだけってダメね。ちゃんと最後までかける人達ってすごいわ。変態。(変態)
2017 .01.24
ハニーがインフルになった。娘に移ってはまずいと実家へ強制連行。義実家は同じ県内でも標高が高く、気温は現在マイナス1。寒いっつってんのに、より寒いところへ。鹿も猪もラスカルもいるところなので、どれか一頭ぐらい仕留めて帰ってきてくれると嬉しいものである。ちなみにラスカルは町が引き取ってくれる。あんなに可愛いのに、農村では害獣なんだから、これにはあらいぐまラスカルの主人公で作者のスターリング・ノースも、oh…no…。ショックすぎて、ワサビを食べても無反応なほどだ。ごめんね、スターリング。

苦情係り!

ゆーてもわし、結構ユーを描いてますぜ。このブログ内でも描いてるしね。勝手にごめんね。喜んでもらえて何よりです!また遊びたいなあー!>無記名


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