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2024 .05.14
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2013 .01.22
狼に似ているとは、はじめて言われたな。

ベンチの前で佇んでいたら、ツールに声をかけられた。俺を送っていってくれるらしい。
何でだよ、と、正直思った。

ツールは薬屋を継ぐために勉強をしていた。しかし飽きたところで、この俺が現れたため、息抜きの材料として、俺を利用した、と。
この理由がわかるまで、こちらは彼女(彼?)を、これでもかと言うくらい警戒してやった。だって、普通するだろ、見ず知らずの人間に親切に傘をかしてやり、家まで送ろうとするなんて、親切すぎて気味が悪い。

話してみると普通の子だ。男なのか女なのかもわからなかったが、なんにでもなれる、という可能性が秘められている感じがして、新鮮だった。俺なんかといても楽しくなかったろうに、楽しかったといってくれた、ありがたいことだ。読書家のツールの話は興味深く、こちらも楽しい時間が過ごせたことをいまでは感謝している。
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やべえ、ロッキー1が映画館で見られる…。

映画館で映画見てると予告がながれるじゃないですか。レミゼ見に行ったとき流れた、朝十時の映画祭(だったかな)宣伝のなかに、ロッキーの姿を見つけて、思わず立ち上がりそうになってしまった。

ロッキー!!!

恐らく俺のなかで一番愛している映画といっても過言ではない作品。
亀や金魚に餌を与えながら、話しかける孤独なロッキーの姿を見てからずっと、ロッキーは俺の味方でヒーローだった。
ロッキーと言えば朝なのだ。冷たく冷えきった空気のなかにいると、からだがキリッと引き締まるような気分になるけど、それと全く同じ空気感が、ロッキー1の中には漂っていて、だからこそファイナルのエンディングが暮れなずむフィラデルフィアの光景だったとき、えもいわれぬ感動が体のなかに重く残って、暫く立ち上がれなくなってしまった。ロッキーは終わった。終わってしまったんだ、と思った。

そのロッキーが、映画館で見られるなんて、俺はもう死んでもいいし、生き返って銀行強盗しちゃいたくなるほど元気になった。ヤッホー!!!!映画バンザーイ!
2012 .12.27
 一人きりで飯を食べていると、食べているもののうまいまずいは二の次になる。食する事は欲望を満たすことに直結しているので、快楽をともなってもいいもののはずだが、これが一人だとなかなかそこまで行き着かない。腹が膨れれば味は二の次。だから俺にとって食事とは、作業に近い感覚があった。
 しかし今日は違った。テーオバルトに食事に誘われたのだ。
 興奮した。
 料理はおいしかったが、個人的にはそれどころではない。テーオバルトを見て見続けて、俺は気づいてしまった。
 世界で一番かわいい生き物とはテーオバルトの事なのではないか。
 このことはひょっとするとひょっとする。かわいいとは様々な定義がある。女性に対するものであれば、子供に対するものでもある。
 だがそんなもの、テーオバルトの存在を持ってすれば、全てがかすんで見える。ということはやはり、先程も述べたように、テーオバルトが世界で一番かわいい生き物なのではないか・・・?
 かわいいは正義であるらしい。
 ということはテーオバルトは正義なのだ。
 正義の猫テーオバルト。
 非常に料理がうまい、正義であった。
 
 
2012 .12.27
 ジョーの名前はかねてよりサザから聞いてはいた。一緒に働くことになった娘の名前だ。
 しかし今の今まで顔を合わせたことが無かったのは、彼女がひそかにのっぴきならない事情を抱えて姿をくらませていたからなのだという。
 真偽の程はともかくとして、ジョー本人から話を聞けたのはよかった。もう一人俺の同僚がいるはずなのだが、今年度中に会えるだろうか?
 ジョーは実際にサザの傍について仕事をすることになるようだ。
 後輩という形にはなるが、ゆくゆくは配達の俺より重要な役割を担うことになる。物になればこれほどいいことはない。
 ただ・・・
 なぜか初対面の段階で、俺という人間への接し方を感じ取ってしまっているらしく、サザにはわがままを言わない(らしい)のに、初対面の俺には遠慮というものを知らない。ぐいぐい来る。なんなんだこいつ。
 俺の何がそうさせるのだろう?
 真剣に気になった。
 
2012 .12.23
年末のバザールを舐めていた。人人人。人また人の地獄がそこにあった。買い出しを頼まれて行くことになったのだが、俺は大いに後悔した。もう二度と行かない。安けりゃいいという問題ではない。とにかくもう、本当にうんざりしてしまったのだ。
頼まれていた分はなんとか買えたが、帰りの果てしなさに途方にくれていたときに現れたのが、蜘蛛の糸…ならぬ唄歌いのナディアだ。
彼女の示した道は猫の道。大通りのわきに見落としてしまいそうな細い路地かあって、そこはナディアの秘密の道だった。今は俺と共有の秘密ということになる。あっさり使わせてくれるなんて、初対面の男相手に親切な事だ。
ナディアの歌を聞きに、酒場へいかなければなと思う。
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